第3回 採用の決め手となるポイント②-やる気・意欲-
企業には「経営目標」というものがあります。その目標を達成するために、社員は与えられた職務において、さらにそれぞれの目標を持ち、達成するために仕事をすることが期待されます。それが企業の目標の達成につながるからです。
「ただ、与えられた仕事を片付ければいいだろう」と思うような人は、企業にとって魅力的とは言えません。
◆◆あなたの「気力充実度」は?◆◆
履歴書や面接時の話から、あなたが、募集するポジションの職務を遂行するための知識や技術、経験を持っていると判断しても、それらの能力を仕事上で発揮しようというあなたの「意欲」が感じられなければ、採用の決め手にはなりません。
知識・技術・経験をもっていても、それらを積極的に活かそうとするあなたの「気力充実度」を同時にみせなければ、会社にとってはあなたを「即戦力」とは感じません。
あなたは指示された仕事にむかう時に、「私じゃなくてもいいんじゃないの」とか、「あの人とはやりたくない」と思うことがあっても、その気持ちを克服して引き受けることができますか。
「一生懸命やったって、給料が上がるわけでもない」という気持ちをポジティブに変えることができますか。
ポジティブな態度で仕事に向かわせることができることは、あなたがアピールすべき素晴らしい能力なのです。
◆◆あなたの「意欲」を見せるには?◆◆
「意欲」というものを、相手に伝えるのは、やさしいことではありません。「やる気があります!」と言うだけでは、面接官を信用させるには不十分です。
面接で次のような質問をされることがよくあります。「かりに、当社が開発した新製品のマーケティングイベントが、1ヶ月後に行われるとします。もしあなたがマーケティングの責任者だとしたら、どのように準備を進めていきますか?」
このような質問を通して、難しい仕事を指示された時に、「自分にはとうていできない」「自分には経験がない」「時間が足りない」などと理由をつけて簡単にあきらめてしまうタイプか、チャンスと受けとめて持っている能力を最大限に発揮しながらチャレンジするタイプなのか、企業はそこを見極めようとするのです。
あなたが応募する職種に関して、勉強したり、技術をさらに向上させるために行なっていることがあれば、その理由も添えて積極的にアピールすべきです。常に目標を持って努力する人材を、企業は求めているのです。
次回は「採用の決め手となるポイント③-常識度-」です。
田辺 康広(たなべ やすひろ) SOLAC Corporation 代表 www.solac.net
