第6回 採用の決め手となる-コミュニケーション能力5つのポイント
◆◆コミュニケーション能力とは?◆◆
ビジネスで、コミュニケーションをスムーズに行うということはとても大切なことです。
社内での「報告・連絡」、「お客さまとの電話応対」、「ミーティングで自分の意見を述べる」
など、様々な場面があります。
コミュニケーション能力とは、これらを上手に行なう能力です。
あなたが高いコミュニケーション能力を持っているかどうか、企業は面接で必ずチェックします。
例えば、「話の聞き方」についてのチェックはつぎのようなポイントです。
ポイント①
人が話す時に、手を止めて、話し手の方を向き、あいづちをうって、「聞いていますよ」というメッセージを送ることができるか。
ポイント②
途中で話しをさえぎったりせず、最後まで聞けるか。
「話を聞く」ということは、相手に「話をさせる」ということです。相手が話をしやすい状況を作れる人は「聞く」スキルが優れていると言えます。
次に、あなたが話をする時のチェックポイントです。
ポイント③
相手が理解しているかどうかなどおかまいなしに一方的に話していないか。
人は、相手の表情やうなずき方に注意を払うことで、相手がどれくらい自分の話を理解しているのかを知ることができるのです。「どうもあまり分かっていないようだ」と思ったら、ゆっくり話したり、分かりにくいことは別の言葉に置き換えたりします。このように相手の理解を促す工夫ができる人は「話す」スキルが高いと言えます。
コミュニケーションの目的は、情報や考えを受け取ったり伝えたりすることですね。
論理的に話すだけではなく、お互いの気持ちまで伝え合えるコミュニケーションができる人材を企業は選ぶようになりました。
そのためのちょっとしたワークをお教えしましょう。
【ワーク4】言葉以外の道具をどれだけ使いこなすか
コミュニケーションに必要なのは、言葉だけではありません。声のトーンや顔の表情が、たくさんの情報をつたえています。
例えば、電話で話しているときに、相手に「怒っているの?」と言われた経験はありませんか?自分では怒っているつもりはないのに、声のトーンで誤解されてしまったのです。
面接のときに、「私はとても明るいと言われます」と言葉では言っていても、低い声でしかも無表情で話していたとしたら、面接官はどんな判断をするでしょうか。
実は、考えや気持ちを正確に伝えていくために、声や表情はたいへん重要なはたらきをしています。
アルバート・メラビアンという学者の実験レポートでは、言葉(7%)+声(38%)+表情(55%)という伝達力であるという結果が示されました。
「そんなつもりじゃなかったのに」とメールで誤解されたことはありませんか?言葉そのものの伝達力では足りないからなのです。
普段、顔を合わせたコミュニケーションなら十分伝わるものも、表情を使えない電話、表情も声も使えないメール、とだんだん伝わりにくくなりますね。(メールで絵文字を使うのは55%をカバーしようとしているのでしょうね)
さあ、これから「相手に伝わる声」「相手に伝わる表情」を意識したコミュニケーションを始めてみましょう。1週間もするとだいぶ上手になりますよ。
田辺 康広(たなべ やすひろ) SOLAC Corporation 代表 www.solac.net
